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風情ある 岡山の秋まつり


秋の岡山を彩る個性豊かな祭りが各地で開催。ふるさとの祭りの熱気を満喫しに、足を運んでみませんか。

風情ある 岡山の秋まつり

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豆知識クイズでお祭りを深堀り

 秋の岡山を彩る個性豊かな祭りが各地で開催されています。ふるさとの祭りの熱気を満喫しに、足を運んでみませんか。

※情報は10/13時点のもの。詳細はお出掛け前に確認を

牛窓秋祭り 10/22(日)

唐子踊(からこおどり)

▲朝鮮通信使ゆかりの「唐子踊(からこおどり)」(岡山県指定重要無形民俗文化財)。紺浦地区から選ばれた男の子2人が、華やかな衣装に身を包み、肩車に乗って氏神である「疫神社」を参拝。小太鼓や横笛、日本語の意味をなさない独特のおはやしに合わせて踊ります。疫神社、紺浦 天神社、薬師堂前、腰掛岩で、午後1時~2時前に奉納

お神輿を担いでフェリーを乗り降り

▲巡行前のお祓(はら)いを受けたお神輿は、午前10時に牛窓神社を出発。町内21カ所に設けられたお旅所を1日かけて巡ります。前島にもお神輿ごとフェリーに乗船して上陸。お神輿を担いでフェリーを乗り降りするのは、港町・牛窓ならではの光景

 地元の氏神「牛窓神社」の秋の例大祭。340年余り続く牛窓を代表する伝統行事です。牛窓神社のお神輿(みこし)をはじめ、威風堂々とした5基のだんじりが町内を巡行。異国情緒あふれる紺浦地区の「唐子踊」や、5人の男の子が演じる綾浦地区の「太刀踊(たちおどり)」なども見どころです。

【日時】
10/22(日)9:00~日没
【場所】
瀬戸内市牛窓町牛窓地区
【問】
☎0869(34)5250 牛窓町観光協会

Q.1

牛窓の「だんじり」は、同地にちなんだあるもののカタチをしています。それは次の内どれでしょう?

①牛 ②カボチャ ③船 ④レモン

答えはページの最後に

豆知識「だんじり」とは、お祭りのときに氏子が引く山車(だし)のこと。牛窓のだんじりは、江戸時代末期から明治初期にかけて造られたもの。精緻な彫刻技術が施され、岡山県の重要有形民俗文化財に指定されています。

久世祭り だんじり喧嘩 10/25(水)・26(木)

久世祭り だんじり喧嘩
火花散る戦い
久世祭り だんじり喧嘩

▲だんじりの重さは約2t~3tもあるそう

 江戸時代後期から続く勇壮な祭り。昼は旧出雲街道を5社のお神輿が練り歩き、その後を10社のだんじりが付き添う「御祭礼」、夜は特設会場で、だんじりを激しくぶつけ合う「だんじり喧嘩」が行われます。その激しさは火花が飛び散り、煙が立つほど。県北の熱い夜を体感して。無料Pあり。

【日時】
10/25(水)御祭礼15:00~
だんじり喧嘩19:30~22:15
10/26(木)御祭礼13:30~(だんじりのみ)、
だんじり喧嘩18:00~22:00
【場所】
真庭市久世地区
【問】
☎0867(42)1033 真庭市産業政策課
☎090(1186)8984  NPO法人久世だんじり振興会・大住さん

Q.2

平成6年に誕生しただんじり「麗新社(れいしんしゃ)」はある特徴を備えたメンバーで構成されています。その特徴とは?

①全員女性 ②全員同じ苗字 ③全員10代 ④全員同じ職場

答えはページの最後に

豆知識「だんじり喧嘩」は上組と下組に分かれて、総当たりで対戦。1回の対戦は13分間。轟音とともに、だんじりがぶつかる様は圧巻。だんじりの後方は鉄板で覆われ、先端は鋭角にとがっています。その先端(突先・とっさき)をぶつけるため、ぶつかる角度によってだんじりが大きく横滑りするなど、迫力満点。夜が更けるにつれ、盛り上がりは最高潮に達します。

第42回矢掛の宿場まつり大名行列 11/12(日)

矢掛の宿場まつり大名行列
矢掛の宿場まつり大名行列

 江戸時代、参勤交代の宿場町として栄えた矢掛。当時の面影を残す、歴史的な街並みを総勢80人に上る大名行列が「下に~下に~」と声を上げながら練り歩きます。大名行列は午後0時30分に矢掛小学校を出発、同3時に脇本陣高草家に到着。備州岡山城鉄砲隊による鉄砲、井原早雲太鼓、備中神代神楽の披露もお楽しみに。無料Pあり。

【日時】
11/12(日)9:00~16:00
【場所】
矢掛商店街(小田郡矢掛町)
【問】
☎0866(82)0559 矢掛の宿場まつり大名行列実行委員会

Q.3

矢掛の宿場まつり大名行列

道中、左右に飛び跳ねて観衆を魅了するこの人の役は何?

①先払(行列の先頭を警護する武士)
②奴頭(やっこがしら・奴の頭)
③近習侍(大名の側近で奉仕する武士)
④殿さまお抱えの旅芸人

答えはページの最後に

豆知識上の人物は、町のマンホール蓋(ふた)にも描かれている矢掛町のシンボル。祭りの盛り上げ役として大活躍します。

茶屋町の鬼まつり 11/19(日)

茶屋町の鬼まつり

▲らんらんとした大きな目、牙がのぞく耳まで裂けた口…恐ろしい形相が特徴の茶屋町の鬼。粘土で作った型に和紙を重ねてつくる鬼面は、茶屋町伝統の鬼面師の指導を受けて各人が手作りした一点もの。当日集結する鬼約150人のほとんどが自由参加の有志です。中にはお孫さんからおじいちゃんまで親子3代で鬼にふんして祭りを楽しむ家族も。老若男女、誰もが鬼になりきれる楽しい祭りです

茶屋町の鬼まつり

 茶屋町に200年ほど前に起こった民俗文化が発祥。昔は「鬼よ、ぼろぼろ…」とからかう子どもを、鬼装束を着てこん棒を持った鬼が、高下駄を鳴らしながら追いかける様が名物でした。昭和30年代以降、交通事情の変化などで一時衰退。昭和50年に復活し、現在は手作りの鬼面・鬼装束に身を包んだ個性豊かな鬼が集合し、気勢を上げる姿が見ものとなっています。ステージでは地元や近隣グループによる踊りや演奏、鬼の総踊りなど多彩な催しが繰り広げられます。

【日時】
11/19(日)9:00~15:00
【場所】
JR茶屋町駅前「鬼の広場」(倉敷市)
【問】
☎090(5698)3899 事務局・藤原さん

Q.4

お祭り当日は、鬼にまつわる名物グルメが出店に登場します。それは次のうちどれ?

①具だくさんの特大おにぎり「鬼ぎりじゃ」
②野菜たっぷり、元気がもりもり湧いてくる 「鬼じゃ鍋」
③真っ赤なスープで温まる「鬼じゃうどん」
④ジューシーな中華まん「鬼じゃ饅(まん)」

答えはページの最後に

豆知識このグルメの具材は、鶏肉、卵、ニンジン、ゴボウ、ゆでタケノコ、レンコン、干しシイタケなど。保存会の若手メンバーが手作りしています。

お祭り豆知識クイズの答え

牛窓のだんじり

Q1.答え…③船

 牛窓のだんじりは独特の船形で有名。牛窓近隣の宮大工と当時牛窓に多くいた船大工が高い技術を結集して制作したそう(左写真は明治8年造の紺浦地区の飛龍丸)。当日午後2時~3時にかけて、ファミリーマート牛窓町店(中浦区)駐車場にお神輿とだんじりが順次集合し、気勢を上げる光景は絶好のシャッターチャンス!

麗新社

Q2.答え…①全員女性

 運営からだんじりを引く人、上に乗る人まで、すべて女性で構成されただんじり「麗新社」。夜のだんじり喧嘩には参加しない「華だんじり」で、昼に開催される「御祭礼」で紅一点にぎやかに地区を練り歩きます。社紋は高瀬舟をイメージしたもの。

毛槍

Q3.答え…②奴頭

 奴頭はその名の通り、奴たちのリーダーです。奴頭以外にも、白と黒の毛がついた槍を持ち、道中槍を投げ交わす「毛槍(けやり・右写真)」、武家の格式を表す衣装箱を持つ「挟箱(はさみばこ)」も奴。最近では、③の近習侍に矢掛町在住・勤務の外国人がふんするなど国際色豊かなお祭りになっています。

鬼じゃ鍋

Q4.答え…②鬼じゃ鍋

 「鬼じゃ鍋」は専用の大鍋(右写真)で温めて、器に盛り付けられます。当日は400杯程度用意されますが、例年人気でお昼過ぎには売り切れてしまうとか。1杯400円。鶏の手羽元1本やゆで卵1個がまるまる入った、食べ応えのある1杯です。

「リビングおかやま」「リビングくらしき」2017年10月21日号掲載

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