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春めいた気分でインテリアを着替えよう


洋服と同じように、インテリアを春色に着替えてみませんか。

2月22日は猫の日 “猫”が主役 イベント情報

 今日から3月。寒い日が続いても、少しは春めいた気分を味わいたい。そんな読者に提案します。洋服と同じように、インテリアを春色に着替えてみませんか。インテリアが大好きで、大切な家族と過ごす空間を自分たちで作り上げたという、とってもクリエイティブな2家族のお宅におじゃましました。新生活の準備に忙しい人も、きっと参考になりますよ。

中古マンションをリノベーションヴィンテージ感あふれる空間が完成

 玄関を一歩入り、最初に驚かされるのは、ここが中古マンションの一室であるということ。キッチンや壁の位置まで変える大掛かりなリノベーションで生まれ変わった空間に、老夫婦が住んでいた時代の面影は全くなく、居心地の良い隠れ家カフェのようです。

 アンティークの家具や雑貨を扱う店の責任者として、年に数回、イギリスのヴィンテージ家具などを買い付けに海外出張する筒井啓仁さん。〝チーム〟と呼ぶ仕事仲間の力を借り、仕事の合間に打ち合わせを重ねながら、わずか2カ月の工期で入居。「壁は漆喰(しっくい)にしたのですが、寝室とバス・トイレだけ何とか終わらせてもらって、無理やり引っ越しました」と昨夏を振り返ります。住みながら工事は続き、1カ月後にすべての部屋が完成しました。

 コンクリートの床に木の一枚板とアイアンを組み合わせた完全オリジナルのキッチンは奈己さんのお気に入り。啓仁さんがイギリスで買い付けたカウチなど、古い物の経年の味わいを生かしたインテリアが広がります。

 部屋の完成度はまだ99%だそうで、リノベーションのアイデアは尽きません。奈己さんは現在妊娠4カ月。お子さんの誕生に向けて、部屋にヴィンテージ玩具が並ぶ日も近そうです。

靴好きの二人のために壁を壊して玄関脇に設けた
シューズクローク

 

イメージ通りの家を自ら設計DIYやリメイクで何でも手作り

 ずっと思い描いていた通りの家をご主人と二人で建てたという山口まどかさん。学生時代には美術を勉強し、設計関係の仕事していたお父さんから自然と学んだ知識を生かして設計書や仕様書も自ら作成。それを実現してくれる住宅メーカーを探したというつわものです。低予算でコンパクトにまとめたかったと、部屋には、DIYやリメイクでイメージ通りのぴったりサイズに仕上げられた手作りの家具や小物がいっぱい。完成度の高さは、インテリア雑誌が取材に訪れるのも納得です。食材をストックする棚の下には、愛犬の家が収まっていました。

 「手作りする時間やコーヒータイムが好きです。3歳になる息子もコーヒーの香りが大好きなんですよ」と、まどかさん。お気に入りの道具で一日何度も豆をひきます。

 家族みんなが使いやすく、片付けやすい収納と、息子さんや愛犬の成長に合わせ、その時々に心地よいと思えるインテリアが基本。大切にしているのは、家族もお客さんも気兼ねなくくつろげる雰囲気づくりです。

 「モノの数は減らしすぎず、増やしすぎず」を心掛けていますが、次々に新しいアイデアが浮かぶので、今後も手作りアイテムがたくさん登場しそうですよ。

棚右上の手作り黒板はマグネットを貼って息子さんの予定表に。
愛犬ショコラもさっそうとお出掛け

 
好きなものに囲まれるコレクターインテリア

 インテリアをすっきりシンプルにまとめたい人もいれば、好きなものにとことん囲まれて過ごしたい人も。そんなコレクターのインテリアをご紹介します。

ひな人形が出迎える茶室訪れる人に和みの時間を

 20年以上にわたり茶道裏千家の講師を務める 村桂子さん。おけいこにも使われる茶室をはじめ、和室のあちらこちらにこの季節だけ飾られるひな人形が訪れる人を出迎えてくれます。

 娘さんにひな人形を買ったことがきっかけで好きになり、最近の10年ほどで一気に数が増えました。人形が作られた年代や素材、サイズもさまざま。「好きになると、ついつい集めてしまうので、全部で何点あるのか見当もつきません」と笑います。

 阪神・淡路大震災や東日本大震災はもちろん、災害が起こるたびにバザーや民謡ライブを企画し、収益金を被災地に寄付している桂子さん。仲間が持ち寄った手作りのひな人形やつるしびなを販売するバザーでは、自宅を訪れるお客さんも、壮大なひな人形のコレクションを見るのを楽しみにしているそうです。

(左)茶室のインテリアもこの季節はひな人形が主役
(右上)写真に写るひな人形はほんの一部。最近は輪島塗りや清水焼も好きで集めています
(右下)昔、娘さんに買ったひな人形もコレクションに加わりました


 
 

「リビングおかやま」「リビングくらしき」2014年3月1日号掲載

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