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家カレーをもっとおいしく カレーひと工夫レシピ


カレーに含まれるスパイスには、食欲増進効果や胃腸の働きを助ける効果があり、夏バテ予防にもぴったりです

家カレーをもっとおいしく カレーひと工夫レシピ

旬の野菜が手軽にとれるカレー。「これからの季節は、ナス、オクラ、ズッキーニ、カボチャの素揚げをトッピングとして載せるのもおいしいですよ」と小野さん。
カレーに含まれるスパイスには、食欲増進効果や胃腸の働きを助ける効果があり、夏バテ予防にもぴったりです。

小野靖子さん

「Y’s table」小野靖子さん

大人も子供も大好きなカレー。これからの季節、食卓にのぼる機会も多いのでは?カレーの裏ワザやおいしく作るコツを、料理教室で講師として活躍中の小野靖子さんに伺いました。

小野靖子さんプロフィール
毎月スパイスを使った料理教室を自宅で開講中。リビングカルチャー倶楽部や公民館などの講師、農家や飲食店とコラボレーションした新商品・メニューの開発なども手掛けている。

q市販のルウで、ワンランクアップするアイデアを教えて

タマネギは2個使用。1個はみじん切りに、1個は薄切りにすると、違った食感が楽しめる。
水分にはトマト缶を使用。
野菜を煮込むときに、コンソメを加えると味に深みが出る。
ルウは2種類使用し、おろしニンニク、しょうが、みそなどを加える。
 辛口が好みならトウバンジャンを足すのもグッド。
仕上げに、インスタントコーヒー、ゆずこしょうなどを好みで加える。

qスパイスカレーが水っぽくなる。うまくとろみをつけるには?

ジャガイモ、タマネギ、ニンジンをすりおろすと自然な甘み・とろみがつきます。ジャガイモのすりおろしを入れると、ジャガイモのでんぷんが糖に変わり、まろやかさや深みも出ます。

q鶏肉を柔らかく煮込むコツは?

カレーにヨーグルトを入れると、乳酸菌の働きで肉が柔らかくなります。鶏の胸肉を使う場合も、パサつきがなくなります。ヨーグルトには、酸味とコクがあり、スパイスのバランスを調和。味をマイルドに調えてくれます。

~スパイスヨーグルトチキンの作り方~
1枚の鶏胸肉を一口大にカットし、ビニール袋に入れ、カレー粉や好みのスパイス(例:ガラムマサラ、ジンジャーなど)をもみ込む。ヨーグルト(75g)を加え、冷蔵庫で一晩寝かせる。スパイスカレーの煮込みの工程で鍋に入れる。

qカレーを作った鍋の、においや汚れを簡単に落とすには?

新聞紙やキッチンペーパーである程度汚れをふき取る。その後、鍋に湯をはり食器用洗剤をたらす。少し放置してから普通に洗います。また、重曹を入れた水を鍋の中で煮立たせ、冷ますとにおいが取れます。

q余ったカレーのアレンジレシピを教えて

★カレー春巻き
カレーの鍋にご飯を入れて焦がさないように温める。冷めてから春巻きの皮に包んで揚げる。
★カレーラーメン
ラーメンのスープにカレーを加え、斜め切りのネギを加える。
★カレー風味ライスバーグ
カレーとあいびき肉、残り物のご飯(パン粉の代用)を混ぜ、ハンバーグと同じように焼く。
★カレースパゲティ
カレーに少量のトマト、または炒めたキノコ類などを加えて、そのまま麺にかける。
イラスト

10度以下で保存、温め直しはしっかりと
「ウェルシュ菌」による食中毒に注意

カレーをはじめ、鍋で大量に調理する料理で気を付けたいのが「ウェルシュ菌」による食中毒。ウェルシュ菌とは、人や動物の腸管内や土壌、下水に広く生息している菌で、酸素のないところで増殖します。芽胞(胞子のような状態)は、熱に強く、100℃で1~6時間の加熱に耐えるといわれています。特に43~45℃を好み、調理後、室温で長時間放置していると、鍋の中で増殖していきます。

ウェルシュ菌の増殖を防ぐには、調理したら早く食べること、作った料理は小分けしておくこと、保存する場合は10℃以下または55℃以上を保つこと。また、温め直すときは中心部までよく火が通るようにかき混ぜながら、十分に過熱しましょう。

内閣府・食品安全委員会ホームページ
http://www.fsc.go.jp/sonota/clostridium_perfringens_e1.pdfをもとに作成

読者発! わが家のカレー、裏ワザレシピ梅酒、野菜ジュース、チョコレート…意外な食材でカレーにおいしさプラス

夏の食卓を彩る定番メニュー、カレー。岡山リビング新聞社では、読者の皆さんにアンケートを実施。皆さんから寄せられた「わが家のカレーの裏ワザ」を紹介します。すぐに試したいアイデアがいっぱい。いつものカレーに、ひと手間加えて家族を驚かせちゃいましょう。

※アンケート…6月11日~19日リビングおかやま・くらしき、弊社HPで実施

いつもの具材をひと工夫

カボチャのイラスト

カレーの野菜にジャガイモを少し減らしてカボチャも入れると、とろみも甘みも出てとてもおいしいです。ピーマンも最後に入れると少し味がピリっと締まり、夏向きになります。(岡山市・53歳)

みじん切りにした冷凍エノキダケを入れる。キノコのうま味が良いだしになり、カレーに深みをプラスしてくれます。また、具材を煮込む段階で土ショウガを丸ごと入れると、ピリリとしたスパイシーさが加わります。(岡山市・28歳)

水の代わりに野菜ジュースを入れて煮込んで作ります。野菜の甘みとコクが出てビックリするぐらいおいしく仕上がります。子どもも大好きな味なのでぜひお試しを。(倉敷市・38歳)

肉は絶対牛すじ。圧力鍋で柔らかく煮ます。とろけるようなうま味が絶品です。(倉敷市・37歳)

トマトの缶詰を入れると程よい酸味でおいしいです。これからのシーズン、生の完熟トマトをたっぷり使って作るのもグッド。チキンカレーがお薦めです。(岡山市・55歳)

ご飯を炊くときにツナ(缶詰)とすりおろした人参、固形のコンソメを入れ、「ツナとニンジンのコンソメ味ごはん」にします。このご飯にカレーをかけるとおいしいんです。(新潟県上越市・28歳)

果物を入れて、おいしさアップ

梅酒のイラスト

マイルドなカレーを食べたいときは、バナナをつぶして入れます。(赤磐市・30歳)

イチゴジャムやマーマレードなどを加えて煮込むと、果物の甘味が広がって、味に深みが増しておいしいですよ。(倉敷市・72歳)

今の時季、梅酒を作られるご家庭が多いかと思います。そこでお薦めなのが、梅酒と梅酒の梅の実を細かく刻んで入れること。程よい甘さと酸味がカレーにマッチして、とてもおいしくなります。(倉敷市・41歳)

隠し味でカレーに深みを加える技

カレーのルウは2、3種類使います。そしてヨーグルト・牛乳・お好みソース・ブイヨンなどを適宜入れます。極め付きは、福神漬けの汁。味が締まるとわが家では昔から入れています。(岡山市・68歳)

チョコレートをひとかけ、ふたかけ入れています。コクが出ておいしくなります。(岡山市・54歳)
※多数の方から挙がったチョコレート。「すりおろしたリンゴとビターチョコレートを入れるとおいしい」(倉敷市・27歳)という声も。

ココアを入れると苦味が出てコクのあるおいしいカレーに仕上がりますよ。(倉敷市・46歳)

チョコレートのイラスト

隠し味にハチミツとおもちを削って入れます。(岡山市・29歳)

鍋に油をひき、刻みニンニクと牛肉を炒めます。仕上げにしょうゆ(一回し)とマヨネーズ(大さじ1ぐらい)を隠し味に加えます。コクと深みが出ます。たまにトッピングにキムチを載せます。(倉敷市・48歳)

カレーのアレンジレシピ

余ったカレーに水とコンソメ、沸騰したら春雨を加えて、春雨カレースープの完成。スープになったおかげで、カレー鍋の掃除が楽になり、一石二鳥!(岡山市・35歳)

余ったカレーに水分を少し足して、ご飯ととろけるチーズを入れてリゾット風にする。(赤磐市・33歳)

フライパンにサラダオイルをひき、玉ネギとベーコン、焼きそばの麺を入れて炒める。塩・コショウ・カレー粉で味を調えれば、「カレー焼きそば」の完成。さらにその上から、余ったカレーをかけ、チーズを載せてオーブンで少し焼くのもお薦め。(岡山市・57歳)

「リビングおかやま」「リビングくらしき」2015年6月27日号・7月4日号掲載

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