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節約にもなる ホームクリーニングで長持ち! 冬アイテムの中間ケア


節約にもなるホームクリーニングで長持ち!冬アイテムの中間ケア

節約にもなるホームクリーニングで長持ち!冬アイテムの中間ケア

この時期、手放せないダウンジャケットやウールのコート・ニット。
長く着続けるためには、冬の合間に行う自宅での簡単お手入れが有効です。
クリーニング代の節約にもつながり、一石二鳥。
暮らしの知恵を学び合う婦人団体・岡山友の会で〝中間ケア〟を教えてもらいました。

教えてもらったのは…
岡山友の会

岡山友の会
片岡由美さん(写真中央)
衣食住にまつわる知恵、子育て相談や講習、家計管理など、暮らし全般について学び合う婦人団体「岡山友の会」。
写真のみなさんは、同会で定期的に開催される「生活基礎講習」のスタッフ

「冬物のホームケアは難しそう」という方が多いのですが、ちょっとしたコツで汚れがサッパリ。気持ち良く着られます。
安いものを使い捨てにするのではなく、お気に入りの洋服を自分で手を掛けながら着ることで、ますます愛着がわくのではないでしょうか。

ダウンジャケット

〝トントンたたき〟がポイント

ナイロン素材のダウンジャケットは愛用者の多いアウター。
ホコリや汚れが気になったら、トントンたたきが決め手。
同素材のキルティングコートも同じ方法でOK。

帰宅後は…

全体のホコリを払う
ホームクリーニングイメージ

洋服ブラシを上から下になで下すのではなく、トントンとたたくようにして、ホコリを払う。

ホコリがたまりやすい縫い目の部分も丁寧に。着るたびにブラシをかけておくとよい

見落としがちなのはココ

ポケットのホコリを取る
ホームクリーニングイメージ

ポケットの内側を引っ張り出し、使い古しの歯ブラシで、
ホコリをかき出しておくとスッキリ

気になる部分汚れにはこの方法

袖口には歯ブラシが便利
ホームクリーニングイメージ

袖口を写真のようにギュッと丸めて持ち、洗剤液(水・50㏄:おしゃれ着用洗剤・小さじ1)を歯ブラシにつけて、トントンと汚れをたたき落とす。

次に洗剤液を落とすように、水だけでたたく(※)。
※を何度かくり返す。

写真のようなリブ素材でもナイロン素材でも同じ方法で良い

襟元はタオルを使って
ホームクリーニングイメージ

袖口と同じ洗剤液をつけて絞ったタオルで襟元をトントンとふく。その後、水で絞ったタオルで同様にふく。

フードに付いているファーは?

ブラッシングでキレイに
ホームクリーニングイメージ

毛流れに沿って、洋服ブラシでブラッシング。
続いて、毛流れに逆らってブラッシングをし、ホコリを払う

ウールコート

皮脂汚れにはアンモニア液が万能

着続けていると、意外と気になるのが皮脂汚れ。
アンモニア液でキレイになります。

アンモニア液イメージ

アンモニア水は、ドラッグストアなどで
50ml・約250円で購入可能
※写真はイメージ

【アンモニア液の作り方】
水・1リットル:アンモニア水・小さじ1
※アンモニア水の替わりにベンジン同量でも可

ブラッシングやポケットのごみ取りは、ダウンジャケットと同じ方法でOK!

襟元とすそには
ホームクリーニングイメージ

アンモニア液に浸して絞った三角タオルを持ち、手首のスナップをきかせながら襟元やすそ、ポケット口をたたくと、皮脂汚れが落ちやすい。その後、陰干しをする

【三角タオルの折り方】

(1)タオルを半分に折る。次に左右の両角を折る。
さらに(a)の両角を持ち、手前に折り、(2)の形にする。
(b)を内側に折り込み、(3)の形にすれば完成
三角タオルの折り方
身ごろには
ホームクリーニングイメージ

アンモニア液に浸して絞ったさらし布(または日本手ぬぐい)をコートの上に置き、アイロンを軽くあてる。コートに付いていた薄茶のような皮脂汚れがさらし布の裏側に付着する。その後、陰干しをする

※アンモニアやベンジンには揮発(きはつ)性があるので、後から乾ぶきする必要はない。

袖口には

アンモニア液をつけた歯ブラシで、ダウンジャケットと同様に汚れを取る

ウールニット

30度のお湯で3分押し洗いが鉄則!

自宅で手洗いしたら、伸びたり、縮んだりして、
うまく洗えなかった…という経験はありませんか。
以下の方法でぜひトライを。
カシミヤのニットやストールも同じ洗い方でOK。

【洗う前の畳み方】
ホームクリーニングイメージ

(1)
身ごろを縦半分に畳む

(2)
洗い桶のサイズに合わせて、すそを内側に畳む

(3)
片方の袖を斜めに折る

(4)
もう片方の袖を互い違いに折る

ニットがデコボコしないように、できるだけ均一の厚さになるよう畳み、汚れやすい袖口も互い違いに折ることで、汚れが落ちやすくなります

【洗い方】
ホームクリーニングイメージ

(1)
洗い桶に30度のお湯6リットル(ふんわり仕上がるため)と、おしゃれ着洗い用洗剤を大さじ1入れて押し洗いをする

(2)
まんべんなく汚れが取れるよう、手の位置を変えながら、3分間ゆっくり押し洗い

(3)
汚れやすい袖口は手で持ち、押し洗い。襟元も同様にする

(4)
セーターの下に手を入れてぬるま湯を動かす。水を替えて1、2回すすぎ、洗濯機で脱水にかける

【干し方】
ホームクリーニングイメージ

(1)
脱水後、上下に揺らし、毛を立たせるようにする

(2)
室内干しの場合は、いすにタオルを掛け、
その上にセーターを置いて、乾かす

食べこぼしや口紅の染み抜きは?

歯ブラシでトントン
ホームクリーニングイメージ

(1)
染み部分に色糸で印をつける(水に濡れると、染みの部分がどこか分からなくなるため)。
※染み抜き後、糸がスルッと取れた方が良いので玉結びは不要

(2)
セーターの中にタオルを入れる

(3)
歯ブラシに中性洗剤の原液を少量つけてトントンとたたき、汚れを落とす。
※次に洗剤液を落とすように、水だけでたたく。
※を何度かくり返す。染み抜きが終わったら糸を抜く

(4)
首のラベル部分が汚れやすいので、
(3)と同様に汚れを落とす

毛玉の上手な取り方を教えて

まずはセーターの生地を押さえて
ホームクリーニングイメージ

生地が伸びないよう、セーターの生地を左手の指先で押さえてから、右手の爪先でピッと取る

ニットの縮みを防ぐには?

セーターの型をとり形を整える
ホームクリーニングイメージ

(1)型崩れを防ぎたいカシミヤやウールのニットは、大きなカレンダーの裏紙や白い薄紙(洋服を買ったときに包まれているもの)など利用して、新品のときに鉛筆で下書きした後、油性ペンでなぞり、型をとる

(2)洗濯後に干して、8割方乾いた状態になったら、型の上に置き、元の形に整える

小物類

ファーのスヌード
ホームクリーニングイメージ

洋服ブラシで毛並みに沿ってブラッシングをし、ホコリを取る

ボアのブーツ
ホームクリーニングイメージ

お湯で固く絞ったタオルでボア部分をふき、汚れを取る

「リビングおかやま」2014年11月15日号掲載

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