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くらしき朝市「三斎市」 祝10周年! 毎月第3日曜日は、あの人の笑顔に会いに行こう


くらしき朝市「三斎市」 祝10周年!
毎月第3日曜日は、あの人の笑顔に会いに行こう

くらしき朝市「三斎市」 祝10周年!毎月第3日曜日は、あの人の笑顔に会いに行こう

雨にも負けず、風にも負けず…出店者それぞれの10年

2005年3月20日にスタートしたくらしき朝市。7月からは「三斎市」として定着し、3月15日で10周年。
毎月第3日曜日の朝、倉敷センター街周辺が地元客や観光客であふれ返る様子も今月で121回目を迎えます。
十年一昔。くらしき朝市が始まった初期から出店を続ける5人、それぞれの10年について聞きました。

 

千屋牛 牛肉パック

10周年記念として、焼肉用、ステーキ用、こま切れ、すじ肉などが数量限定の特別価格で販売されます

◀︎二十歳を過ぎて店を手伝うようになった息子の洋輔さんも27歳。
結婚し、2カ月の男の子のパパです。
そっくり親子の隣に孫が加わり、親子三代が店に並ぶ日も遠くない?

千屋牛のおいしさを知ってもらいたい!
一日10本しか売れない日々を乗り越えて

三斎市の玄関口で白い煙に包まれながら、千屋牛サイコロステーキ串(500円)を焼く中山精肉店の中山富夫さん。

10年前は千屋牛の知名度が低く、「これで500円もするの!?」と言われ、一日に10本ほどしか売れない日もあったそう。実際は500円でもかなりの薄利。

それでも、千屋牛のおいしさを知ってほしいと出店を続け、今では電話で商品を注文して三斎市の日に受け取りにくる常連客も増えました。

中山精肉店の中山さん親子
クロワッサン

外はサクサク、中はしっとりのクロワッサン(140円)やパン・オ・ショコラ(写真・170円)は、すぐに売り切れる人気商品

お客さんが大きくしてくれた店
移動販売から始めて人気のヴィエノワズリーに

倉敷一番街で始めた工房だけの小さなお店、シャ・ノワール。クロワッサンや焼き菓子を売るヴィエノワズリーとして、パティシエの妹尾廣樹さんがつくり、妻の育代さんが販売します。約4年の移動販売を経て岡山市北区学南町に店舗を構えてからも、常連客が待つ三斎市の日は店休日。20種類ほどのパンやペイストリーを緑のパラソルの下に並べます。

「お客さんにかわいがられて、大きくしてもらった店」と育代さん。取材中にも「クロワッサンまだある? さっき買って食べたら、おいしかったからまた買いに来ました」と女性客からのうれしい言葉。「こういうことの積み重ねなんです」と、いつもの笑顔がさらに弾けます。

育代さん

ちまき

もち米の中に、豚角煮やうずら卵、タケノコなどが入った本場のちまきは、岡山ではなかなか出合えない味

倉敷の人の温かさを感じながら、
ふるさと台湾の味を届けます

いつも満面の笑みで迎えてくれる〝林(りん)ちゃん〟こと、林加美さん。「林ちゃんの手造り工房」では、出身地である台湾の味に出合えます。

看板メニューの豚まん(2個入り500円)のほか、豚角煮まん、高菜まん、キムチまん、ピザまん、きのこまんと年々種類が増えても、自慢のちまき(400円)の人気は変わりません。商品はどれも手作り。冬にはピリ辛スープの酸辣湯(サンラータン)、夏場には台湾スイーツも登場します。

「倉敷は、地元の人も観光客もあったかいよ」と林ちゃん。毎月、お客さんとのやりとりを心から楽しんでいます。

林さん

陶製の動物

◀︎3年前は美和ちゃんを、今は健太くんを胸に抱っこして

姉妹と友人たちがわいわい楽しく出店中
〝アートな動物〟販売で障がい者も支援

仲良し姉妹と友人の3人が本業の傍ら10年前に始めた「きんぎん堂」。大橋昌子さんが自家栽培した季節の野菜、お姉さんが手作りした小物のほか、社会福祉施設の利用者が図鑑などを見ながら制作するという個性あふれる陶製の動物を販売し、障がい者支援も行っています。

独身だった大橋さんも10年の間に結婚し、今では美和ちゃん(3歳9カ月)と健太くん(9カ月)のお母さん。お子さんを抱っこして店頭に立つのもいつものこと。朝早く来て買って帰る常連さんも多く、交代で産休を取りながら、ずっと出店を続けています。温かいコーヒーや、数年前に加わった「ディル&アニス」のピクルスも人気です。

大橋さん

キムチなど

韓国の本場の味を玉島乙島から
一番人気は白菜キムチとイケメン息子?

常に人気の白菜キムチをはじめ、常連客が楽しみにしている高菜、わけぎといった季節のキムチなど、300円前後で味わえる韓国のおかずが豊富に並ぶ「韓国惣菜の店アンニョン」。店主の金田雪枝さんが試食を勧めながら、自慢の商品の説明をしてくれます。三斎市で味を知り、倉敷市玉島乙島の店舗まで足を運ぶ人も多く、最近では、チャンジャ軍艦おむすび(320円)などの新メニューや、コチュジャン(甘辛みそ)などの手作り調味料もよく売れるそうです。

10年前、ときどき三斎市に遊びに来ていた息子の祐也さんは、ぐんと背が伸び、16歳のイケメン高校生に成長。「うちで働くとお手伝いになるから、隣の店でアルバイトをしています」と笑う雪枝さん。看板息子と〝並んで〟営業中です。

金田さん親子

 

リビング新聞を持って『10周年の「くらしき朝市三斎市」を巡ろう!』

リビング新聞を持って『10周年の「くらしき朝市三斎市」を巡ろう!』

開催日時

2015年3月15日 午前8時〜11時

※10周年記念イベントは午後3時まで

『10周年の「くらしき朝市三斎市」を巡ろう!』詳細はこちら
(画像をクリックでもPDFが開きます)

「リビングくらしき」2015年3月14日号掲載

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